

中古はイイゾ~♪
「アコースティックギターを始めたいけれど、新品は高いし、中古でも大丈夫かな?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。中古アコギには、新品にはない魅力がある一方で、注意すべきポイントもあります。
本記事では、中古アコギのメリット・デメリットを詳しく解説し、良品をお得に購入するためのポイントを紹介します。これを読めば、安心して自分にぴったりのアコギを選べるようになります!
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新品と中古の違い
新品のアコギは「誰も使っていないピカピカの状態」で、メーカー保証が付いていることがほとんどです。一方で、中古アコギは「使い込まれたことによる味わい」があり、価格が抑えられるメリットがあります。
また、ギターは木材の経年変化によって音が変わる楽器なので、中古の方が「鳴りが良い」と感じることもあります。新品と中古のどちらを選ぶかは、予算やこだわりに応じて決めましょう。
購入費用が安くおさえられる
中古ギターの最大の魅力は、なんといっても「安く買えること」です。定価10万円以上のモデルでも、中古なら半額以下で手に入ることも珍しくありません。
初心者のうちは「とりあえず試してみたい」という人も多いので、最初は中古でコスパの良いモデルを選び、慣れたら新品を検討するのもおすすめです。
廃盤モデルが手に入る
中古市場では、現在は生産されていない「名機」や「レアなモデル」に出会えることがあります。特に、ビンテージギターは新品にはない独特の風合いや深みのある音を楽しめるのが魅力です。
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人気モデルの廃盤品は価格が上がる傾向にあるため、気に入ったものがあれば早めに購入を検討しましょう。
購入先の選択肢が多い(掘り出し物が見つかるかも)
中古アコギは、楽器店の中古コーナー、リサイクルショップ、フリマアプリ、ネット通販など、さまざまな場所で販売されています。それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合った購入方法を選びましょう。
Check Point
• 楽器店:プロによるメンテナンス済みものもが多く、保証つき等アフターフォローがあるお店が多いので安心。
• リサイクルショップ:販売価格は楽器店の相場と同等クラスだがマイナーなブランドやジャンク品等、思わぬ掘り出し物があることも。コンディションのチェックは不可欠。
• フリマアプリ・ネット通販:安く買える事が多いが、現物を確認できないリスクがある。
コンディションとともに音質が変化していることがある
アコースティックギターは木材でできているため、使用状況や保管環境によって音の鳴りが変わります。適切にメンテナンスされたギターなら、むしろ新品よりも音が良くなることもあります。
しかし、管理が悪いとネックの反りやボディの変形が発生し、演奏性が大きく損なわれることも。購入時は(説明文に無ければ質問する等して)必ずコンディションをチェックしましょう。
消耗部品は交換が必要な場合があるため予算を想定しておく
中古アコギを購入する際は、消耗部品の状態を確認しましょう。特に、以下の部分は使用によって劣化しやすいので注意が必要です。
【欠損、曲がり、動作不良】ペグ(糸巻き)の不具合

一部が無くなっていたり、ツマミが硬くて回せない等のペグ(糸巻き)の不具合が見受けられるギターに対しては、基本的に交換が必要だと判断しましょう。応急処置で一時的に直すことはできても消耗品である以上恒久的に使い続けることは難しいためです。
主に下記のいずれかのタイプが付いているはずですので、品番を確認し、適正なパーツを用意しましょう。※おおよそ6分の1の価格でばら売りしているものもありますので、全部交換しない場合は左右どちらかを確認してばらで購入もOKです。
代表的なペグの形状① KLUSON(クルーソン)

四角いギアボックスを持つ伝統的なスタイルのペグです。ブランドの歴史は古く、Gibsonに搭載されていることで有名。3連でプレートが繋がっているタイプやギアボックスに入ったラインの数、ペグのつまみの根本にあるコブの数が年代によって違う。
ヘッドの表側にブッシュというハトメを打ち込んで留め付けるタイプ。GOTOH(ゴトー)製のものが安く購入できます。
代表的なペグの形状② GROVER(グローバー)

丸いギアボックスが特徴的なかわいらしいデザインのペグ。昔はUSA製でしたが今は韓国製のものが多くなっていて比較的お求めやすいです。MartinのD-28等に採用されていることで有名。
ボックスレンチを使って留め付けるタイプで、振動により緩んでしまった時の修正が容易です。
代表的なペグの形状③ Schaller(シャーラー)

比較的新しいドイツのペグブランド。お求めやすいうえに壊れにくく、高い人気を誇ります。GOTOH製はさらにお求めやすく手に入れる事ができます。
こちらもボックスレンチで留め付けるタイプのペグですので取り付け、取り外しが容易です。
代表的なペグの形状④ Weaverly(ウェバリー)

昔からMartinの高級ラインに採用されているオープンギア形式のペグ。スムーズで回し心地も最高ですが、今オリジナルWeaverlyは入手困難となっていて、メルカリ等でも30,000円前後〜となっています。
ブッシュで留め付けるタイプ。GOTOH製のものが手に入れやすく、おすすめです。
持っておくと便利なアイテム
ペグが六角ナットで止まっている際は下記の工具を持っておくと付け外しや増し締めに便利です。
Repair Shopでの交換費用はおおよそ2,000円〜なので、交換だけで済むならボックスレンチとドライバーをクルクルして安く済ませましょう。
【開放弦ビビリの原因】ナットの不具合

開放弦でのみビビり(buzz音)が出てしまう場合は、ナットの溝が第一フレットよりも低い場合がほとんどです。これの対処法として、ナットを外して薄いSIM(シム)を敷く(Repair2,000円前後)かナットを作成して交換する(Repair10,000円前後)必要があります。
ナットの外し方や加工方法はまた別の記事でご紹介しますが、失敗のパターンが多い作業のため繊細なパーツ加工をやった事がない方にはあまりおすすめできません。リペアショップに相談するのが無難です。
【押弦時ビビリの原因】フレットの不具合

フレットに弦の跡がついてボコボコしているものや指板から浮いているものは、高さが均一になっておらずビビりの原因になったり、後述する音抜けの悪さに直結するため遅かれ早かれメンテナンスが必要です。
自分で調整しようとすると擦り合わせ用板、フレット用ヤスリ、サンドペーパー(#120,#240,#360,#600,#1000)、とこのためだけに揃えるものが多く費用も嵩む為、リペアショップでフレット擦り合わせ調整(Repair 8,000円〜)をしてもらうのがおすすめです。※自分でやる場合、失敗するとフレットが極端に低くなり、リフレット(Repair 30,000円〜)が必要になることもある為、練習台として1本やってみてからにしましょう…!
【弾きづらい、音痴の解決策】サドル

弦高が高くて押さえにくい、チューニングを合わせたのに押弦するとコードの響きが気持ち悪いときはサドルの調整で改善する場合があります。
弦高は12Fで6弦2.6mm以上、1弦2.1mm以上あると必要以上に強く押さえなければなりません。ネックがある程度真っ直ぐな状態で計算してサドルを1mm低く削ると12F地点で0.5mm下がるので、調整幅が残っているか確認が必要です。ただし、ブリッジからサドルが1.5mm以上顔を出していないとテンションが足りずビビりが発生するため、適正弦高(12Fで6弦2.5mm以下/1弦2.0mm以下)の段階でブリッジから出ているサドル高が1.5mm以上あるかどうかも確認が必要です。
また、チューナーで開放弦と12Fの音にズレがある場合はオクターブチューニングが合っていません。上記のように弦高が高すぎる場合はそれだけで12Fでシャープ(チューナーの針が真ん中より右に寄る)するはずですので、まずは適正弦高にします。それでも改善しない場合は、1弦から6弦まで開放弦でチューニングをした後、12Fのオクターブでフラット(針が左側に寄る)なのかシャープ(右側に寄る)するのかを記録し、サドルの頂点を削ってやると改善します。フラットならば頂点をネック側(前)に、シャープなら頂点をボディエンド(後ろ)に下げてやりましょう。しかし、この作業は聴感上気にならないならやる必要はありません。そもそもギターは12平均律で調律する楽器のため、完璧に調律する事はほぼ不可能なためです。
【音が出ない場合】ピックアップ、プリアンプの確認

アンプに繋いでも音が出ないエレアコは、安易に諦めずに順を追って動作確認しましょう。
チェックポイント
- LEDが付かないなら電池を新品に交換する
- プリアンプとピックアップがギター内部でしっかり接続されているか確認する(プラグが抜けている可能性がある)
- ジャックにシールドが奥まで刺さっているか確認する(ジャック部分にエンドピンキャップがついている場合は回して外してからジャックを差し込んでみる)
- サドルを外してピエゾ(圧電素子)ピックアップを取り出し指でトントンして音が出るか確認する
- プリアンプの品番を確認して発売された年代を確認する(20年程前のものなら寿命の可能性が高い)
交換できない部分のコンディション変化により修理に大きな費用が掛かる場合がある

交換できない部分(ネックやボディなど)が大きく損傷していると、修理費が高額になることも。特に次の点に注意しましょう。