
ギターを弾く上で欠かせない「チューニング」。練習をはじめてみたものの音が合っているのかどうか分からない初心者にとっての最初の壁。音が合っていないまま練習をするだけでなく、ペグを回しすぎて張って間もない弦を切ってしまったりする等、精度の良いチューナーを使うことで避けられる失敗も実は多いんです。
本記事では、ギター初心者の方にも買い替えを検討している方にも分かりやすく、チューナーの種類や選び方のポイントを解説します。さらに、Amazonの人気ランキングTop10やおすすめチューナーも紹介するので、ぜひ参考にしてください!
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チューナーとは?
ギター用チューナーとは、ギターの弦の音程を正しく調整するための機器です。ギターのチューニングが狂っていると、どんなに上手に演奏しても音が不協和音になってしまいます。そのため、正確なチューナーを選ぶことが大切です。
ギター用チューナーには、以下の3種類があります。
クリップ式チューナー

現在主流となっているヘッドに挟んで使うタイプのチューナーです。振動で音を検知するため、周囲がうるさい環境でも問題なくチューニングできるのが特徴。小型で持ち運びやすく、初心者にもおすすめです。
コンパクトかつ手軽に使えて、精度の高いものや多機能モデルを選ぶことができる反面、視認性や検知感度など製品のクオリティに最もバラツキがあり(感度が弱いとベースなどの低音が反応しにくい等)、粗悪なものはクリップの稼働部分が壊れやすいのが特徴です。
注意点として、ギターのヘッドに付けたままにしておくと塗装を溶かしてクリップ部分の素材と融着してしまう恐れがあります。特にラッカー塗装の場合は、チューニングが終わったら都度外しておくことを心掛けて使用しましょう。
カードタイプチューナー

シールドを接続して使うタイプのチューナーです。視認性が高く、正確にチューニングできるのがメリット。内蔵マイクでも音を拾えますが、静かな環境でない限りはシールド接続が必要なため、アコギやウクレレでは使えない場合があるので注意しましょう。
様々なチューニング方法に対応していたりメトロノームを内蔵している多機能モデルが多いです。
フットペダル式チューナー

エフェクターのように足で操作できるチューナーです。整線してエフェクターボードに組み込むことができるため、エレキギターやベースを使うバンドマンに人気。ライブ中でもボタンを踏むだけでチューニングできるため、演奏の邪魔になりません。
サイズが大きいので少しかさばり、内蔵マイクがないためシールドの接続が必須ですが、音質劣化を防ぐバッファを内蔵しているモデルや視認性が最高に良いメリットは他のチューナーにはない魅力的なストロングポイントです。
チューナー選びに重要なポイント3つ
初心者がチューナーを選ぶ際にチェックすべきポイントは以下の3つです。
視認性の良さ
チューナーの画面が見づらいと、チューニングがスムーズにできません。液晶の明るさや、針の動きの分かりやすさをチェックしましょう。LEDバックライト付きのモデルは視認性が高い分、電池の消耗がやや早い特徴があります。
検知感度の良さ&正確さ
チューナーの精度が悪いと、正しくチューニングできず音がズレる原因になります。検知する感度が悪いとディスプレイの表示がカクカクして何度も弦を弾かなければならず、ストレスが溜まってしまいます。素早い検知と正確なチューニングを求めるならば少々値は張りますがストロボタイプがおすすめです。
壊れにくさ
クリップ式のチューナーは、クリップ部分が壊れやすかったり液晶がうまく表示されなくなることがあるので、耐久性もチェックしましょう。
フットペダル式の場合、斜めに踏み込んでしまってスイッチが曲がることがあるので大きめのボタンカバーを付けて垂直に力がかかるようにしておくと安心です。
Amazonの売れ筋ランキングTop10
2025何2月現在のAmazonの売れ筋ランキングから、どんなチューナーがトレンドなのか覗いてみましょう。各画像に商品ページをリンクしているので気になるものはCheck!
5位の音叉はチューニング目的の製品ではないため除外。4位と9位はチューニング用マイクなので2位のカードタイプのオプションとして一緒にご紹介しますので13位まで見ていきましょう!

1位: D'Addario | PW-CT-17

D'Addarioの定番クリップチューナーが1位!
Eclipse Tunerというシリーズの定番モデル。全6色のカラーバリエーションがあり、フルカラーディスプレイで視認性が非常に高く、インジケーターの動きもカク付きがなくスムーズでチューニングしやすいです。
丸い電源ボタンと左右にキャリブレーション設定ボタンのSimple構造で、430Hz~450Hzまで対応可。起動も長押しではなく1クリックで素早く立ち上がるためストレスフリーの使い心地です。価格もお手頃で納得のランキング1位ですね。
2位: YAMAHA | TDM-710IV



吹奏楽部必携モード搭載のカード型Tuner!
カード型チューナーはKORG、YAMAHAが定番機種でしたが今はYAMAHAが覇権を握っているようです。マイクでチューニングができるのため吹奏楽にも多用されていますね。同時にランクインしているマイクはおそらくセットで購入されたものかと思います。コスパで選ぶならKORGといったところでしょうか。
基本的なチューニング性能は優秀の一言でディスプレイはバックライト付きのため視認性もGood。メトロノーム機能はもちろん、管弦楽器奏者の練習をサポートする「サウンドバック(聴く力と合わせる力を養う)」「トラック(チューナーに頼らず安定したピッチを目指す)」「フォーカス(より鮮明にピッチの傾向をつかむ)」各種モードを搭載。本体の後ろに折りたためるスタンドが付いているので机の上に斜めに置いて使うこともできます。
3位: BOSS | TU-02

BOSS定番TU-10を抜き去って3位!
BOSSクリップチューナー定番モデルTU-10がランクインするかと思っていましたが廉価モデルのTU-02がなんと3位に!
1位のD'Addario Eclipse Tunerと同様カラーディスプレイ、430~450Hzまでのキャリブレーション設定を備えていてフレキシブルな角度調整が可能です。
違う点はクロマチック(全音階)モードのほかに「ギター/ベース/ウクレレ」モードを選択できるところですが、各弦の音程を覚えていればクロマチック以外に使うことがないため気にしなくてOKです(反応が悪くなるため個人的にはない方が良いと思ってます…)。
使用感は、D'Addario PW-CT-17に比べるとややレスポンスが悪くインジケーターの動き方もカクつきがあるように感じます。「あと数百円手が届かない…‼」ということがないのであれば素直にEclipse Tunerの購入がおすすめ!
4位: micawber | MW-2058

micawber(ミカワバー)のTuner!
私が販売員の時代には店頭になく、micawberというブランド自体聞いたことが無かったのですが、廉価なシールド等も販売しているようです。こちらのチューナーはKORG Sledge Hammerに形状が似ていますね。
横長の形状は視認性が非常に良く、弦を弾いた時のレスポンスも機敏でまずまずの感度。さらに針が真ん中に合った時に緑⇒オレンジへ色が変わるのでスピーディなチューニングが可能。フレキシブルに動くアームでマルチアングルに対応していて使いやすそうです。
キャリブレーションは440Hz~490Hzまで対応。クロマチックモードの他、「ギター」「ベース」「ウクレレ」「バイオリン」の各種モードに切り替えて使用可能。価格の割に多機能でコスパの良いチューナーと言えるでしょう。
クリップとアームの接点が小さくプラスチックでできているため耐久性が気になるところ。
5位: GRANPRO | Beetle1

極限まで無駄を省いたSimple設計!
GRANPROは2018年5月に渋谷で立ち上がった小さなブランド。ポップガード、ウクレレ等約30Itemを展開しているようです。
コンパクトなボディにバックライト付きの視認性が高いディスプレイ。ボタンは電源/モード切替(クロマチック、ギター、ベース、ウクレレ、バイオリン)ボタン1つだけでキャリブレーションは440Hz固定という潔さが良いですね!
チューニングが合うと青のディスプレイから緑色に変わるのでスピーディにチューニング可能です。
安っぽさがちょっと気になるところです…これならD'Addarioの方が…げふんげふん。
6位: KORG | AW-4G

Clip TunerのパイオニアKORG!
僕がクリップ式チューナーを知ったのはKORG AW-1G(楕円形のやつ)で5,000円ぐらいでした。今や第4世代でコスパも良くなり、良い時代になりましたね〜。
フルカラーディスプレイで視認性良好。±0.1セントまで追い込める精密ファインチューニングが可能です。さらに、1弦巻きすぎ警告機能が搭載されているとのことでビギナーの方には特におすすめです!
7位: TC Electronic | Polytune Clip

質実剛健なスーパーチューナー!
シモモリ愛用のチューナー(白黒2台持ち)です。とにかく高精度で他にランクインしているクリップチューナーをすべて過去のものにしてしまうほどのプロダクト。
楽器店の販売員時代に好成績を収められたのはこのチューナーのおかげ(1日に何度もチューニングするため)と言っても過言ではないぐらい優れたチューナーです。雑に良いので迷ってるならコレにしといてください。
8位: KORG | PC-2

ドット表示が愛らしいKORG Clip Tuner
KORGの廉価版クリップチューナー。どの楽器店でも置いているぐらい定番でお求めやすいのが特長です。オートパワーOFF機能付きで電池1個で24時間稼働できます。
ひとまず安く手に入れたいという方におすすめですね。
9位: D'Addario | PW-CT-12

最小・最軽量のHead stock Tuner
ちょっとお高いこちらのチューナーは「ヘッドストック型」というクリップ式の亜種で、常にヘッドに付けっぱなしにしておく想定で設計されたチューナーです。
そのため最小かつ最軽量で極力目立たないようにデザインされています。フルカラーのインジケーターですがとにかく表示がちいちゃいので、各弦の音が合っているかどうかの確認程度に使うならOKかと。
全弦しっかりこれでチューニングを合わせるのには(僕は)ストレスを感じました…。
10位: Sondery | ClipTune

Filmのようなインターフェースがおしゃれ
視認性の高い高輝度ディスプレイがとてもオシャレなクリップ式チューナー。
410〜460Hzまで幅広い帯域をカバーするキャリブレーション機能とリチウム電池による充電式のチューナーで電池交換の手間が不要な点が特長。
レスポンスが速く、高精度のピエゾトランスデューサーを搭載していることが伺えます。
お疲れ様でした!ランキングいかがだったでしょうか?
やはり圧倒的に人気なのはクリップ式チューナーで、安いだけでなく一定以上精度の高いものがよく売れているようです。
Amazon特有の国内ではまだあまり知られていないブランドのチューナーもよく売れているので見ていて楽しいですよね。
次ページでおすすめのチューナーをご紹介!
さて、この記事の本題である僕がおすすめしたいチューナーはここからです。
「クリップ式」「フットペダル式」の二機種を次のページでご紹介します。その詳細もあわせて、早速見ていきましょう!