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アコギ

【ギターを始める第一歩】エンジニア目線でアコギの種類と選び方を解説!おすすめ4選もご紹介♪

どうも!アコブロのシモモリです。

多くの皆さんは「楽器に対して興味があるけど、まだやったことがない。」「どんな楽器を始めたらいいか分からない」「なんとなくギターがいいかなとは思うけど自分に続けられるか分からないし種類が多すぎて買うまでに至らない」ということで楽器未経験だったり、ギターを買ってみたけど最初だけちょろっと練習してあまり弾かなくなった、なんていう状況じゃないでしょうか?

理由は様々だと思いますが、原因の一つに「今持っているギターが自分のやりたい音楽にマッチしていない」という事が当てはまる場合もあるのでは?

そこで今回は、楽器に興味があるギター経験の日が浅い(もしくは全く経験がない)方向けに、普段ギターの製作や修理をしている私が「ギター」という楽器の種類と選び方を技術者の目線で解説していこうと思います。

エンジニア目線ってどういうこと?

素材や構造からなる音色や耐久性を技術者の知見をもって解説するよ!

ギターを始めるなら●●●に注目して選ぶべし!

ギターを選ぶ時にどんな要素を決め手にしているでしょうか?

初心者の方は音のことは分からないから…ということで見た目で選んだりしていませんか?

実は、見た目だけでギターを買うと、買ったことに満足してしまってあまりギターを弾かなくなる傾向にあるのでは?と個人的に思っています。そのうえで私が提唱するギターを選ぶ時の優先順位は次の通りです。

まず長く相棒として弾き続けることができるギターに重要な要素は圧倒的に「音色」の好みです。音が良ければ練習も楽しく高いモチベーションで続けることができます。

その次に、「演奏性」。あまりに弾きづらいギターはいくら音色とルックスが良くて演奏技術を自分のスキルにするまでが大変です。これは中級者クラス以上になると「ギターに合わせる」ことができるようになるのである程度軽視してOKになります。

最後にルックス。ただ、ルックスの好みというのはファッションと同様コロコロ変わるものなので、特に重要視するほどのものではないと思っています。


音色で選ぶ

個人的に、ギターを選ぶ時に決め手にしてほしいものは圧倒的に音です。特にアコースティックギターの場合は同じ価格帯でも響きの豊かさが全く違うケースがありますので、楽器店に行って実際に商品を見る場合でも、店員さんに弾いてもらう等して音の違いを確かめてみてください。

試奏は非常に重要!依頼は気軽に!コード3つだけ覚えて行こう!

ちなみに、試し弾きって自分の知ってる曲やいつも弾いてる曲を長々と弾く人がいますが、あれは「ただ弾いて楽しんでるだけ」のように思います。”ギターの音を確認する”というプロセスにおいては下記の3コードを弾くだけで十分です。

「試し弾きの時に何弾いたらいいか分からない…」そんな人はこの3つのコードだけで音の違いを確認できます!

サイズや材質によっても音が変わる

ボディサイズは大きければ大きいほど音量が大きくなる…とも限りません。小さなサイズでも大きな鳴りが得られるモデルもあります。要は材質と作りの品質による差がある、ということです。また、大きすぎる音も敬遠されがちなので、現在のトレンドはOOO(トリプルオー)やOO(ダブルオー)等のやや小さめのサイズ感。

材質による音色の違いについては、言及し始めると多岐に渡るので下記の記事もご覧ください。ぎゅぎゅっと説明すると低音を出したければサイドバックは「ローズウッド系」、明るくて軽快な音を出したければ「マホガニー系」が良いですよ!

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弾きやすさで選ぶ

演奏性は音の次に重要なポイント。抱えやすくて弦を押さえやすいギターでないと長く弾いていくことはできません。

抱えやすさを考えると、OOO(トリプルオー)でも少し大きいと感じる方もいらっしゃるでしょうから、個人的におすすめなのはOO(ダブルオー)ぐらいがジャストサイズ!音のまとまりとレスポンスの良さはOOOの方が優勢ですが、立ち上がりからしっかりと芯の通る低音はOOの方が出しやすいです。

3~5万円台で抱えやすくて鳴りが良いのはYAMAHAのFSやLSが群を抜いている

YAMAHAのギターは非常にコスパが優れています。特にLS6AREは販売価格が6万円台なのに対しギター、付属弦、付属ケース、どれを見ても1~2ランク上。5Pネックで耐久性も高いので、弾きやすさとサウンドで見るなら中古でも状態が良ければLS6AREがおすすめです。

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しっかりとセッティングされていることが弾きやすいギターの大前提!

どんなギターでもセッティングがされていないものは弾きにくいです。特に中古で購入したモデルは(できれば購入前に)ご自身で状態を確認する必要があります。

参考【中古アコギのすゝめ】メリット&注意するポイントを徹底解説

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価格帯別おすすめアコギ4選

YAMAHA F315D ¥19,800税込

最安値で新品が欲しいよー、というあなたはYAMAHAのF351Dをいち早く手に入れるが吉でしょう。

何せこのモデル、1万円台でアコギの定番材をトップに採用しています。

ボディがドレッドノートタイプでやや大きめですが弦の張りは柔らかめなので抑えやすく、体の大きな人なら抱えにくさも気にならないと思います。

数量限定品なのでご注意を。

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James J-300AII ¥42,500税込

島村楽器オリジナルブランドのJamesはYAMAHA FSと比較すると明るく軽快なサウンドかつネックが薄めで演奏性が高いのが特徴です。

前作のJ-300Aも人気でしたが、J-300AIIからはサイドバック材がHPLというラミネイト材でカチッとした音色になり、アジャスタブルサドル化により弦高調整が容易になりました。

現代でこのアジャスタブル機構を搭載しているアコギはなかなか珍しく、弦高をギリギリまで低く攻めたいという人には特におすすめですね。


YAMAHA LS6ARE ¥67,650税込

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前項でも触れましたが、LS6AREは他メーカーの10万円クラスの仕様が詰め込まれています。

まずイングルマンスプルーストップにARE(木材を人工的にエイジングさせて音響特性を育てる技術)を使用した優れたトーンウッドを持ち、サイドバックにはしっかりと低音を響かせてくれるインディアンローズウッド合板。そして5枚の木材を積層構造にして強度を高めたネック。ゴールドパーツも豪華さを演出しています。

張られている弦はコーティング弦の王者Elixirでケースはただのソフトケースではなく強度と軽さを両立させたソフトシェルケース。おまけに電池を使用しないPassiveタイプのピックアップが付いていて簡易的なエレアコにもなります。

これだけのスペックを持つ同価格帯のモデルは一昔前からこのL6 AREシリーズのみです。ギターを楽しく始めたい、長く続く趣味にしたいという方であれば迷わずこれを買って大丈夫です。メルカリで安いものも出ているので、一度検索してみてください。

仕様は若干控えめになりますが、愛らしい見た目のSTORIAも選択肢としておすすめですよ!👇

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Martin 000-28 Standard ¥300,000~(used)

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私の楽器店販売員としての経験上ですが、良いものを1本目に買ってすぐ辞める人を知りません。その後も定期的に店を訪れてくれてメンテナンスやライブイベントに参加してくれたり、本当に楽器ライフを楽しんでいます。

そういった経験からも、やはりギターの一番見るべきポイントは「音の良さ」だなと思います。その音の良さをしっかり間違いなく感じられるモデルとして、Martin 000-28 standardはとてもおすすめです。オール単板(ラミネイトされていない1枚板)で作られていて上質なスプルースローズウッドをしっかりと鳴らすヴィンテージ仕様のブレイシング、奥深い鳴りながらもOOOの鋭い音の立ち上がり、Eric Claptonも愛した要素のすべてがこの000-28 Standardに詰まっています。

Standardと表記のないものは2010年頃以前の旧仕様で、他の同価格帯モデルと比較して若干音量に物足りなさが残るかもしれません。なので、是非「000-28 Standard」にこだわって探してみてください。新品だと50万円を越えるため中古がおすすめです。色褪せないモデルなので、ステップアップしたい時にも近い価格帯でリセール可能かと思います。


価格と見た目で選ばず、音と弾き心地に目を向けて探そう!

どうでしたか?ギターを選ぶ基準を元楽器屋店員&エンジニアであるシモモリの目線でご紹介してみました。

ギターが上達すると、ギターのことがもっと好きになること間違いなしですし、さらに多岐に渡る選択肢の中から音楽ライフをもっと楽しませてくれる1本をまた見つけることができます。年々価格が高騰しているヴィンテージの世界も非常に魅力的ですよ?

このブログの記事が、皆さんの生活をより豊かにすることができれば幸いです。ではまた!

  • この記事を書いた人

shimomori

1989年12月22日京都府北部生まれ。
大阪府で「Shimomori Guitars」銘でギター製作修理しながら某A社に勤める。
酒は特にウィスキーを愛する。
ギターに限らずヴィンテージが好き。

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