
今回は楽天で売っている激安作業台について、実際6ヶ月ほど使用してみた感想を踏まえてレビューします。
この記事はこんな人におすすめ
- ギターのメンテナンスを効率よくしたい
- ギター製作のための作業台が欲しい
- DIYで使える作業台が欲しい
ちょうど半年ほど前、自宅でギターリペアをするためになるべくお手頃な木工作業台を探していた時に楽天でこんな商品を見つけました。

過去、ショーベリのNordic Plus 1450(約¥80,000)を使用していたので、圧倒的すぎる価格差に迷いながらも、作業台は必要だったのでとりあえず購入してみました。
激安木工作業台は買う価値があるのか?
結論
リペア作業台としてなら十分にアリ!
ギターだけでなくDIYの作業台としても使える
まず結論から申し上げると、
弦交換やメンテナンス等の簡易作業はもちろん、木工を要するリペアにも十分使えます。
その理由を挙げていきます。
丁度良い寸法
まずギターの全長はおよそ1,000mm〜1,200mm、横幅は大きいもので約450mmですので、少なくとも机も同じぐらいが良いのですが・・・

この作業机はピッタリです。
エレキベースだとヘッドが少し出てしまいますが、安定感は確保できるので問題ありません。
また、木工作業をする際にあると便利なバイスが付いているのも良いです。
他の製品を見ても、ここまで必要なものが揃った作業台はショーベリぐらいしかありません。見つけることができたとしてもこのクラスだと倍以上の値段が相場です。
価格について
これに関しては、ちょっと不安になるくらい安いです。
材質は決して高価ではないラバーウッド集成材ですが、自分で木材を買って組み立ててもこれ以上に安くならないでしょう(府中家具で天板の見積もりをとった所、500×1260×30mmで¥8,525でした。)。
ほぼ実費のような価格設定です。
実際のサイズ感
私は下記のように使用しています。

作業台の凹みに消耗品や使用頻度の多い工具を置き、
机の下に糸鋸盤、電動ドリル等の電動工具を置いています。
スペースを十分確保するため引き出しは付けていません。
(現在修理中の)ギターを乗せるとこんな感じです。

全然問題なく使えます。
私の場合、木工作業以外はMUSIC NOMADのワークマットを使用してギターを保護しています。
6ヶ月使った感想(メリットとデメリット)
2021年の6月に購入してから6ヶ月使用した感想は、シンプルに買って良かったです!
使ってみて感じたメリットとデメリットを次のようにまとめました。
メリット
- とにかく安くてお財布に優しい
- 十分な大きさで作業性良好
- 強度もしっかりしていて安心感がある
- 重すぎないので階段で2階以上に持って行って設置することも可能
- 左側にクランプ等を引っ掛けるバーが設置できる
- 机下の有効スペースが広い
- 天板の高さがあるので立って作業する時も腰に負担がかかりにくい
デメリット
- 送料が¥10,000弱と高い (車なら運送会社事業所までの引き取りで無料)
- 天板に平面が出ていない (使用目的によってはカンナを使って平面出しが必要)
- カンナがけをするには頼りない重量 (机を固定できればOK)
デメリットは工夫次第で打ち消せる程度なので、自宅で使用する分には買って損なしです!
まず作業台を使用することで弦交換、指板&ボディクリーニング、フレット磨き等の軽作業の効率が劇的に上がります。さらに簡単なリペアであれば高価な工具不要で行えるので、一緒に次の商品も買っておくと自宅でできる事が圧倒的に増えます。







迷っているなら買うべき
自宅でナット、サドル、フレット周りのメンテナンスができたり、電動ドリルを使えばピックアップの取り付け加工もできるようになりますので、愛機をリペアショップへ持って行く回数が減らせますよ!
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ただ1点、取り扱い店舗が減っているのが気になるところ…
私が購入した時はAmazonにも在庫がありましたが、現在在庫がなく入荷予定も未定とのこと。
楽天の在庫も無くなってしまう可能性があるため、もし迷っている人は早めに検討した方が良いと思います!

それでは、引き続き良いアコギライフを!