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これを選べば間違いない!おすすめのナット材TOP5

こんにちは!マーリィです。

みなさん、ナット材によってチューニングのしやすさだとか、開放弦を中心とした音色が変わることはご存知でしょうか?

そして、ナットの材質によってその変化は様々で、好みに合わせて選んでもらいます。

今回は是非交換したいナット材ベスト5と、その理由について解説していこうと思います。

おすすめナット材TOP5

第5位デルリン

デルリンは古くからギブソンのギターに使われている材です。なかなか聞き馴染みのない名前だと思いますが実は「デルリン」というのはデュポン社の登録商標。その正体はホルムアルデヒドを原料としたポリアセタール樹脂。耐久性の高い結束バンドにも素材として使われています。

特性としては滑らかで柔軟性に富んだ音色です。

チューニングの安定性はそれなりに良く、比較的低価格なので、手軽に中域を強調したいならおすすめです!

第4位TUSQ

人工象牙とも呼ばれるTUSQ(タスク)ですが、こちらも合成樹脂の一種。加工性が良く、様々なブランドで使われています。

机の上に落とすとカキーンと乾いた音が響き、よく通る高音はギターの鳴りへの影響も大きいです。

特にこもった音を整えたい場合や、高音をもっと強調したいならおすすめです。

第3位漂白水牛骨

漂白牛骨のなかでも私が特におすすめしたいのが、Birdlandから出ている水牛骨。天然素材ですが、比較的均一な密度が担保されている印象で、信頼性抜群です。

音は全音域でクセがなく、木材の特性に従順。牛骨の魅力は、そのナチュラルな音色だけでなく頑丈な事です。他にご紹介した素材に比べて摩耗に強く、耐久性が高いのでどんな方にもフラットにおすすめできます。よって、リペアショップでも推奨していることが多いです。ザ・無難な素材。

第2位牛骨(オイル漬け)

オイルドボーン、ヴィンテージボーン等と呼称される無漂白のオイル漬け牛骨は高い密度とチューニング安定性を持つ耐久性抜群な素材です。

音の傾向は上記漂白された牛骨に近く、ナチュラルな響きです。さらにオイルを含んでいて油分が滲み出てくるので、チューニングの安定性が数段違います。薄琥珀色をしているため、ヴィンテージやアンティーク調のギターに合います。

第1位上質な象牙

乳白色で半透明の象牙材。芯材に近く、虫食いのない上質な象牙は繊維がしっかりとしていて硬さ、磨き上げた時の美しさ、ともに申し分がありません。職人によってジャストフィットするように仕上げられた象牙ナットは他の素材の追随を許さない音質と高級感です。

硬く、重すぎない象牙からは立ち上がりの速い倍音が得られ、TUSQほど目立ちすぎないナチュラルな高音の抜けとしっかりと質量のある中低音をロスなく引き出します。ナット、サドル材の王様と言って良い素材ですが、その分上質なものを選んで仕入れる必要があり、ジャストフィットに加工する技術も必要なため必然的に高価となります。

出典:WOODY BLUES

まとめ

いかがでしたでしょうか?

特にチューニングの安定性や耐久性、音質に優れたものをランキング形式でご紹介いたしました。

そのため数あるナット材の中でほんの一部しかご紹介できていませんが、これを選んで貰えばOK!というものばかりですので、選ぶ時の参考にしてみてくださいね!

それではまた!

 

 

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